Legend Heroes 70’s

長嶋茂雄選手の引退に日本中が泣き、難攻不落であった王貞治選手の牙城を崩さんとする次世代のスラッガーたちが次々と現れ始めた’70年代。
野村克也選手の史上初となる通算500本塁打、小山正明投手、米田哲也投手の通算300勝達成、世界記録となった福本豊選手のシーズン106盗塁、王貞治選手の756号本塁打など、この時代はまた、記録ラッシュに沸いた熱狂時代でもあった。

このオーダーは、王選手に挑んだ生粋の強打者たちを中心に据えた、基本的には攻撃型のオーダーではあるが、1番の福本豊選手を除き、モデル選手以外の起用に柔軟性を持たせた構成になっている。
期数調整や連携面において使用者の知識と戦術が現われやすいテクニカルなオーダーだけに、ハマったときの達成感は抜群だろう。

ここがポイント!

【Legend Heroes 70’s】の胆は、何といっても福本豊選手が1番打者として機能するかどうかにある。福本選手が出塁して機動力を活かし、2番のキーポジションに繋ぐ。これが、このオーダーの必勝パターンとなるだろう。

その必勝パターンをより強固にするために、クリーンナップにはチャンスに強い特性を持った打者を起用し、得点力をさらに上げたいところだ。

また、5番捕手のモデルである田淵幸一選手の起用も迷いどころかもしれない。攻撃重視で田淵選手か、それとも守備重視で別の捕手にするか、先発陣や下位打線のラインナップも考慮に入れて決めると良いだろう。

連携を重視するなら、6番に有藤選手を起用することで様々な連携の発動を狙うことができる。そのあたり、柔軟性に富むオーダーなので、ストック選手を眺めながらじっくりと攻略して欲しい。