北海道日本ハムファイターズ

「進化」こそ、その球団を表現するのに最も相応しいワードだろう。

設立当初から経営母体や本拠地が二転三転するなど、長く低迷に喘いできた球団が迎えた最大にして最高の転機は、北の大地にあった。
2004年、これまでプロ野球チームの存在しなかった北海道に本拠地を移し、他球団とは一線を画す独特のチーム方針と首脳人事を打ち出しながら、瞬く間に地元ファンと一体化して強豪チームへと変貌を遂げた、進化を続けるファイター集団。
観る者を喜ばせ、魅せ、挑む。その姿は、まさに闘士が抱く雄々しき魂の表れである。

今回のレジェンドオーダーは、そんな独自のカラーを打ち出す球団のごとく、一風変わった構成になっている。
基本的には守備力重視のバランス型ではあるが、起用する選手や発動させる連携次第で、ガラリと特徴の変わる楽しいオーダーになるだろう。

ここがポイント!

【Legend Fighters】は、内外野ともに高い守備力を構築できる、守備重視のバランス型オーダーだ。

まずディフェンス面においては、センターライン(捕手~二塁手・遊撃手~中堅手)にモデル選手か、もしくは守備能力を重視した選手起用を行なうだけで、かなりの失点を防いでくれるはずだ。

また他のポジションでも、守備を意識した編成が適してはいるが、クリーンナップが全てキーポジションになっていることからも分かる通り、ファイターズが誇るビッグバン打線の再現も可能である。特に、2番打者はDH、かつモデル選手の設定もないため自由度が高く、自分の戦術にあった選手を配置しやすいポジションになっているので、ここが編成手腕の見せ所になるだろう。
 
投手陣に関してだが、モデルの設定されていない先発1には、投球、変化球、制球ともに適性のある本格派投手がおすすめ。左右適性は設定されていないので、一番自信の持てる先発投手を起用すると良いだろう。

モデル設定もなく適性条件も少ない中継ぎ陣に多少不安は残るが、そこは抑えに投球、制球の高い強力な右腕を起用し、勝ちゲームのラストをしっかりと締めてもらいたい。