vol.73 「アライバコンビ」
2018年10月26日更新
オーナー、こんにちは。
ドラフト会議はご覧になられましたか?
あの場で名前を呼ばれた方々全員が未来のスター選手候補だと思うと、見ているだけでドキドキしちゃいました。
早く一軍で活躍する姿が見たいですね。
まりあさん、ひどいじゃないですか。
まあ、田中君、顔色が悪いじゃないですか。
無理せずに休んでてくれてかまわないのに…
もう全快してますよ。
もともと全然大したことないのに、まりあさんが休め休めって言うから、心配してくれてるんだとばかり思ってました。
 
如月さんと組んで僕を追い出すための策略だったんですね?
そ、そんなわけないじゃないですか!
これまでずっとコンビでやってきたんですから、本当に心配してただけですよ。
で、ですよね!
すみません、変なこと言って。
誤解が解けて良かったです。
 
さて、コンビと言えば、先週新たに登場した連携【アライバ】ですが、オーナーはもうお試しになられましたか?
ドラゴンズが誇る、荒木雅博選手、井端弘和選手による二遊間コンビ、”アライバコンビ”ですね。
あまり野球に詳しくなかった当時の僕でも、よく耳にしてました。
はい。連携【アライバ】は、そのアライバコンビを表現した守備系の連携効果で、二塁手に荒木雅博選手、遊撃手に井端弘和選手を起用し、かつ打順適性と守備適性、両方がMAXのときのみ発動します。
特定の選手起用が条件になる連携効果は初登場だったわけですが、”アライバコンビ”はそれだけのインパクトを球史に残していますから、連携効果になるのも納得いただけると思います。
例えば1950年以降、二遊間のシーズンアウト数ランキングを見てみると、アライバコンビが活躍していた2005年、2009年のドラゴンズがそれぞれ1位、2位、2012年も9位にランクインしています。
二遊間の守備率ランキングでも、アライバコンビのドラゴンズが3位(2004年)、5位(2003年)、6位(2005年)にランクインしていますね。
この守備率ランキングTOP10のなかに複数回名を連ねているのは、アライバコンビだけです。
この二人が二遊間を守った2002年~2013年のドラゴンズは、12シーズン中、日本一1回、リーグ優勝4回、Aクラス入り11回と圧倒的な強さを誇ってましたが、やはりアライバコンビの力によるところも大きいんでしょうね。
そうですね。その間、荒木選手と井端選手は6年連続(2004年~2009年)でゴールデングラブ賞を受賞されていますし、打順でも1、2番でコンビを組むことが多く、攻守両面でチームを牽引されていました。
数字には表れにくいですが、両選手による広大な守備範囲や、ファンを魅了した華麗なコンビプレーも、チームに勢いをもたらしていた大きな要因だと思います。
まさに、史上最強の二遊間ですね。
まりあさん、僕たちもフジタナコンビと呼ばれるように、これからもこのコラムは2人で頑張っていきましょう!
・・・・・。
では、オーナー、今日はこの辺で。
日曜から、ハロウィンパーティーがさらに盛り上がりそうですよ。
 
それでは、お仕事中に失礼しました。
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